toubyo’s diary

白血病と診断されたサラリーマンの闘病生活をつづります。

そして告知 その2

先生は説明の後に二人の時間を設けてくれた。

 


はじめはお互い無言

 


どちらともなく手を握る

 


僕の口から出た言葉は「こんなことになってごめんね。」

 


「そんなことない、〇〇〇は悪くないよ。」

 


二人で手をとりあってただただ泣いた。

 


こんなことになったのに見捨てずに心配してくれる姿に
この人と夫婦で本当に良かったと思った。

改めて家族の絆を感じた。

そしてつないだ手からは久しぶりの人肌に暖かさと安心感が。

 

次いつ会えるのかもわからない、もしかしたらもう会えないのかもしれないとお互い手を話せなかった。