toubyo’s diary

白血病と診断されたサラリーマンの闘病生活をつづります。

一時帰宅 義理の両親への報告 その2

一ヶ月以上におよぶ入院生活が一段落し、次の入院まで二週間の一時帰宅となった。

帰った翌日に隣に住む義理の両親に挨拶に行った。

「この度はご迷惑をおかけして申し訳ありません。引き続きご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。」

深々礼をしながらに伝えた。

伝えながらに様々な感情が込み上げてきて、これ以上しゃべれなくなった。

「大変だったね。まずは帰ってこれてよかったよ。」

決して目は合わさないが温かい言葉をもらった。

普段のそっけない態度から僕のことを良く思っていないのではないかと感じていたが

そのことが勘違いだったことを今回の一時帰宅で知った。

散歩していると「大丈夫?」と声をかけてくれてくれた。

僕には直接聞かないが、奥さん経由で食べたいものや欲しいものを聞いてくれていたらしい。

外来時や二回目の入院時に車で送迎してくれた。

きっとお義父さんお義母さんはシャイな人なんだろう。

だから直接的なコミュニケーションは少ない、でもちゃんと僕の事も家族だと思ってくれているのだと思った。

少しずつではあるが以前より会話が増えた。

今回の病気であ互いの心の距離が縮まった気がする。

次の一時帰宅時はもう少し積極的に話かけてみたいと思える様になった。

また二人とも年齢もそこそこなので、将来何かしらの手伝いが必要になった時にはしっかり助けてあげたいと思えるようになってきた。

折角隣に住んでいるんだから助け合って。

家族なんだから助け合って。

 

そのためにも早く元気になりたいと改めて思った。